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リーチに対するケイテン押し

ケイテンが取れた場合の収入平均値と降りた場合の失点平均値の差を出します。


赤あり麻雀の鳳凰卓リーチの平均打点は子で6000親で8700です。
リーチ者がいる場合のケイテンの平均打点をざっと出すと、
(1000+1500+0)÷3で833.333点です。
(-1000-1500-3000)÷3=-1833.33333
リーチに降りた場合の失点は-1833.33333



この差は2666.6666.....点となります。
ちなみにリーチ者がいない場合
(1000+1500+3000+0)÷4で1375点です。
(-1000-1500-3000-0)÷4で-1375



この差は2750点となります。


子リーチに対して残り何筋まで押していいかを考えます。
放銃リスクがケイテン価値2666を超えるかどうかを検証。
6~7筋残っているという状況の話です。
ここで言う無筋とは456などの2筋にかかる牌ではなく、192837の1筋にかかる牌とします。
16巡目平均7.5筋
17巡目平均6.75筋
18巡目平均6筋
6000÷7.5=800
6000÷6.75=888.88888
6000÷6=1000
=2688点
1巡ごとの放銃リスクは900点付近になりました。
最後の3巡押してとんとんなので、最後の2巡は押してよいでしょう。状況次第と言えます。
自分が親なら最後の3巡とも押してよいと言えるでしょう。
15巡、16巡、17巡というケースもありますが同様に処理して問題ないです。



親のリーチ、平均打点8700にはどこまで押していいのでしょう。
17巡目平均6.75筋
18巡目平均6筋
8700÷6.75=1288.888888888889
8700÷6=1450
2738と、2666をオーバーしていますがほぼとんとんと言えます。
最後の2巡押してとんとんなので、最後の1巡は押してよいでしょう。これも状況次第です。
16巡、17巡というケースもありますが同様に処理します。



これは16巡~18巡と17巡~18巡の話なので実際の最後に打つ牌で何筋まで行けるのかをカウントしてみました。
子リーチの場合、最後の1回で無筋を通す場合、残り3筋以上あるなら押し。
親リーの場合、残り4筋以上あれば押していいです。




今回は押した場合の局収支と降りた場合の局収支を比較します。
子リー
△6000×1/3+833×2/3=約-1444.666666666667点
押さない場合の失点は-1833点なので押した方がいいことになります。


親リー
△8700×1/4+833×3/4=約-1550.25点


子リーの場合-1444点 > -1833点
親リーの場合-1550点 > -1833点


最大で見積もった筋の数です。
7巡目まで最高自牌数28枚が切られ、
8巡目18筋 9:13.5
9巡目17筋    8.5:12.75
10巡目16筋  8:12
11巡目15筋  7.5:11.25
12巡目14筋  7:10.5
13巡目13筋  6.5:9.75
14巡目12筋  6:9       
15巡目11筋  5.5:8.25
16巡目10筋  5:7.5
17巡目9筋    4.5:6.75
18巡目8筋    4:6


19ツモ目7筋 5.25
20ツモ目7筋 5.25
21ツモ目7筋 5.25


左は最大で見積もった筋の数である、右は半分と、半分との平均
18巡目は東家と南家のみ。



この仮定での話は、均等にツモって全員に対しての筋になりますので、
実際は、1家に対しては18巡目で18筋残ることや、0筋になるケースも考えられます。
実践で数えられるようになりましょう。



アガられるリスクを極限まで回避したい場合、筋が切られ始める8巡目から、実際には9巡目からオリればいいでしょう。

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